実体験ベースでふるさと納税に解説をし、
いかにふるさと納税がオトクであり、
やらないことは損であるかを説明します。
ふるさと納税はコスパ抜群で節約効果が高い
ある日のふるさと納税のこばなし
こんど草津の温泉に行かない？
お礼としてもらえる金券だよー。
※個人の年間収入で控除限度額に差があります。
※当時は、納税額の50%が金券としてもらえました。
ふるさと納税のについて
簡単に説明すると、
地方創生をかがけた国の制度で、
納税者が一部の税金の納付先を選択できる制度です。
ぼくを例にあげながら考えると、
ぼくは昔、東京都大田区に住んでいたのですが、
ふるさと納税をしていないと、単純に大田区に、
住民税・所得税をそのまま払うだけになります。
この場合は、東京都大田区の税収になります。
しかしこの仕組みの場合は、
どう考えても人口が多い都市部の方が
税収が多いため公共サービス事業にも力が入れられます。
そして人は便利な都市部にどんどん集まっていきます。
うってかわって、
人口が少ない地方の場合は税収も少ないため、
公共サービス事業には力を入れられずに、
人によっては不便だと感じてその地方から離れていきます。
そうして地方としては衰退していきます。
こんな背景があり、「地方創生」のために
地方にも税金を回そうとして考えられたのが
ふるさと納税の制度です。
重要なのはここからです。
「ふるさと納税」で納税先を選択すると、
納税した自治体から、返礼品というお礼の品がもらえます。
これがけっこうなバカにならないくらいお得です。
※納税したお金も次年度の税金から
基本的に一部負担の2000円を除いて控除されます。
年収に応じて控除限度額が変動します。
各ふるさと納税のサイトで
自分の年収と世帯構成に応じた目安額を算出することができます。
最近は規制が入ってしまい、
返礼品の割合が納税額(寄付金)の
3割程度になってしまっているようですが、
それでも節約効果はかなり高いです。
ふるさと納税のメリットとデメリット
実質2000円で、食材や
納税先の地方で使える金券を入手できるので、
節約効果とお得感がスゴイです！
短期的にみれば、支出が増える。
あくまでも、以下の流れのため
- ふるさと納税(寄付) ↓
- 次年度の税金が控除
ふるさと納税の控除はどこからされる？
次年度の住民税・所得税から控除されます。（実画像あり）
文字の説明だけだと伝わりにくいと思うので、
実際にぼくの過去の「特別徴収税額の決定通知書」を載せます。
※さすがに全ては公開できないのでご参考までに。
※サラリーマンの方の場合は、
「特別徴収税額の決定通知書」 は6月頃に会社経由か、
地方自治体から直接送られてきていると思います。
残業もしまくりだったから年収多めです。
平成29年度の寄付控除が58002円となっています。
年収も誤差が15万円程度なので、
比較はしやすいかと。
月々の推定の寄付控除額は単純計算だと、
58002円 ÷ 12ヵ月 = 4833円(切下げ)
前年度と比較すると、
だいだい月々では5300円は安くなっています。
4833円が寄付控除で、
残りの467円は年収が約15万落ちたので、
支払う税金が安くなったのでしょう。
はじめて「ふるさと納税」した翌年は
給料の手取り金額がかなり増えている気がしますが、
実際には
「前の年に事前に納税（ふるさと納税）したお金が、税金から控除」されている状態です。
「給料から天引きされる税金が減っている状態」
なだけなので注意しましょう。
【参考】ぼくの過去のふるさと納税先
2016年
・群馬県草津町(50%還元)
寄付金60000円 ⇒ 感謝券30000円
2017年
・群馬県中之条町(50%還元)
寄付金62000円 ⇒ 感謝券31000円
2018年
・茨城県境町(不明)
寄付金11000円 ⇒ 米20kg
・香川県三木町(不明)
寄付金10000円 ⇒ オリーブ豚4kg
返礼品で節約(旅費や食費)ができるのでマジでおすすめ
米とお肉を返礼品でもらったときは、
1〜2ヶ月間は家計簿の食費の欄がいつもより安すぎてビックリしました。
